3.パソコンの学び方

現在は会社でも学校でも、パソコンは欠かすことのできない必需品となりました。そういった場所で、パソコンの無い場所等はもうないと言ってもいいのではないでしょうか。特に少々年配の方の多くがパソコンを使いこなせないことから、パソコンが使えないと時代の波に取り残されるのではないかという焦りにかられる人も少なくないようです。巷にはパソコンスクールが溢れ、初心者がパソコンを勉強する環境は充分に整っています。ですが、パソコンは本当にこうした学校で習うものなのでしょうか。確かにパソコンスクールには設備、優秀なスタッフ、そして綿密に計画された指導カリキュラムが整っています。ですが、結論から言えばパソコンは必ずしもこうした学校で学ばなくてもいいと思います。私の周りに聞いてみても、殆ど全員が自分で本を読んでパソコンをマスターしたか、或いは他人に聞いて教わったと答えています。
どうしてそうような結果になるのでしょうか。それはパソコンはある意味外国語の習得に似ているからです。皆さんも学生時代何年間も英語を勉強して、結局大して英語が身につかなかったという経験をお持ちでしょう。結局外国語の勉強は、一方では「自分で勉強する時間を作る」ことが大切ですが、一方では「必要に迫られて初めて身につく」という特性を持っています。私たちの学校英語がものにならなかったのは、結局後者が欠けていたからです。パソコンのマスターも同じことが言えると思います。仕事や勉強の必要性に迫られたら、自ずと本でも買って自分でマスターするように追い立てられます。これで基本の基本くらいはマスターできるはずです。それでもマスターできないところは周囲の詳しい人に聞けばいいと思います。勿論上記のように条件の恵まれた、優れたパソコンスクールでマスターするのも悪くはありません。ですが、それぞれ異なる、ありとあらゆる必要に迫られてパソコンを学ぶ人たちと一緒にパソコンを学ぶのということが、果たしてあなた自身のパソコン需要を満たすかどうかは疑問です。私の経験からすれば、自分で本を見ながらでもパソコンをいじってマスターするのがいちばんいいのではないかと思います。即ち「自学自習」です。勿論周囲にパソコンに詳しい人がいること、というのが必要な条件です。周りにそうした人が全くおらず、どうしようもないというケースで、パソコンスクールなどの選択肢を考えてもいいと思います。ですがここでは「教わる」という受身の姿勢にはなってもらいたくないものです。あくまで自分で積極的にマスターし、疑問点を見つけ、その都度専門家に疑問を解消してもらう、そうすることで一つ一つ偉くなる、といった態度で臨んで欲しいものです。
パソコンがどうしても苦手で操作がわからない、取っ付くことができないという人のために、基本中の基本的なアドバイスを一つお教えします。それは「パソコン操作の常識とは何か」ということですが、パソコンを使って何をするにしても操作の流れはいつも決まっているのです。それは
自分のしたい作業を決める→メニューの画面を開く→画面から選ぶ→決定する
という流れです。パソコンとはどのような操作をするにしても、「選んで、選んで、また選ぶ」といった順序を辿る機械だということです。いちいち面倒だと思われるかもしれません。ですが、この基本操作を怠っては結局何もできないのです。

幸いパソコンの中のソフトが変わっても、メニューの開き方、閉じ方、マウスやキーボードの操作の仕方はあまり変わることがありません。肝心なことは多くのソフトなどに共通している操作の常識なるものを掴むことです。しかしこれも難しく考えることはありません。何故ならパソコンの基本動作ともいえるこのことこそが、皆さんが自分でパソコンをいじっているうちに、何となくでもいつの間にかマスターしてしまうものですから。

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Last update:2018/5/30

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